ゼロトケイ - 熊猫堂-崔云峰 尤克里里和弦谱
その手の中で光る
うずもれたきおくに
みちびかれるまま
見上げていた たびだちの空を
時は廻る 繰り返しながら
運命の輪をたどり
塞がれた未 来 閉ざされた過去
ながい冬を 跳び越えて
終わる世界を刻んだ針は
零を指しても止まることなく
無限の夜を数えつづけるよ
誰かの目覚めをやさしく照らすため
うたごえだけがのこる
とうめいなけしきに
いろを乗せるように
はなは咲いた 真実をかくして
時を 騙す 偽りの笑みが
運命の日をのぞく
落ちる瞬間 響くせんりつ
ねがうことは ただひとつ
同じ世界に生まれたわけが
もし別れでも この痛みでも. .
さいならばもっと抱きしめて
誰かを もとめた おもいのなきがらを
つめたい文字盤に
こおり付いた なみだのあと
まだ 解けないけれど
終わる世界を刻んだ針の
きずなはきっと途切れはしない .
あさがくれば薄れるほしぼし
空には たしかに かがやくように
いまここで 出逢えた意味は
零にならない えいえんだから..
自由になって春の陽だまりを
愛した だれかと さがしにいき たいよ